その時、ダダの神様の光が降臨した。ダダカン=糸井貫二、とある凍てつく睦月。 [ダダカン]
その時、ダダの神様の光が降臨した。ダダカン=糸井貫二、とある凍てつく睦月。
その人。糸井貫二についてぼくがなにか言うことがあるだろうか。とある冬の日。ぼくはさそわれてちいさな電気炬燵らしきものに足をいれた。ダダカン翁曰く「今日はねえ、炬燵の調子がよくないのですが・・・。そのうち少しは暖かくなるでしょう」。伝説の肉体ダダこと、翁との談話に我を忘れてしばし。たしかにややあたたかくなってきた気配。そうか、この炬燵は人の体温で、心の体温で、暖かくなる炬燵なのだ。
「さあ、そろそろ、やりましょうか」翁は言い、奥の間に入る。待つことしばし。裸体の翁。もてなしの身体アートだ。応接室に移り、私は夢中でシャッターを切る。その時、ダダの神様が降臨した。一瞬!ダダカン翁は虹色の光に包まれた。(当時、88歳)いずれにしてもこれは真剣勝負の身体アートであるからして、単なるエログロのヤカラはこのブログに反応しないように。ヌードでもない。けだし、ペニスキャップのごとき、卵の衣装もあり。卵に書かれたる文字は「真」一字。見よ!この枯淡(こたん)のエロス。
翁と私
シュヴァンクマイエル展 関連リンク
ヤン・シュヴァンクマイエル、マックス・エルンスト、上原木呂展:
2011年9月1日から9月30日東京開催
★★★
2011年8月20日からラフォーレミュージアム原宿にて「ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展」が開催されます。
京都文化博物館にて2011年7月22日から、また2011年10月7日からの前後期に渡り開催されます。 詳細リはシュヴァンクマイエル・ジャパン http://www.svankmajerjp.com/news/
アートコンプレックスセンター http://www.gallerycomplex.com/m_a/index.html
そのほかのリンク
アンティエブログ http://blogs.yahoo.co.jp/antjeartlife
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