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ヤン・シュヴァンクマイエル、京都の河村能楽堂を訪問 [シュヴァンクマイエル]

ヤン・シュヴァンクマイエル、京都の河村能楽堂を訪問。能面や舞台を見て大感激!河村純子女史(能楽普及協会理事)の深くかつわかりやすい説明に惹き入れられる。

2月の26日のこと、シュヴァンクマイエルさんは河村能舞台を訪ねる。たたみ敷きの客席に2階の桟敷もあり、もと京都のお公家さんの住居だったそうなこの建物、なんとも幽玄そのもの。能舞台を見たとたん、シュヴァンクマイエルさんの目が輝きを増した。

065.jpg 橋掛かり(舞台に至る廊下)の幕を上げて説明する河村さんとシュヴァンクマイエルさん。

下の2枚は橋掛かりから見た舞台(上)と舞台から見た橋掛かり(下)↓063.jpg061.jpg

で、楽屋で河村さんの貴重な貴重なオモテ(能面)をひとつひとつすばらいい説明つきでみせていただきました。え~、このオモテはですね。と河村さんの名講義が始まりました。068.jpg殊勝にもシュヴァンクマイエルさんははじめはこんな風に正座なさり・・・・。そして熱心なこの表情↓

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能面も素晴らしく、河村さんも美人でいらっしゃいました。

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073.jpgシュヴァンクマイエルさん足はくずれて参りましたが一流の演劇人でもあられ、本当に食い入るように見つめ話を聞かれていました。お隣はチェコセンター所長のホリーさん、通訳の女性、今回のシュヴァンクマイエル総合プロデューサー小宮さん。夢のようなひととき!

シュヴァンクマイエル展 関連リンク

ヤン・シュヴァンクマイエル、マックス・エルンスト、上原木呂展:2011年9月1日から9月30日東京開催 

アートコンプレックスセンター http://www.gallerycomplex.com/m_a/index.html 

シュヴァンクマイエル・ジャパン http://www.svankmajerjp.com/news/


ヤン・シュヴァンクマイエル京都歓迎会 [シュヴァンクマイエル]

ヤン・シュヴァンクマイエル京都歓迎会、中島貞夫監督ともお話する。わが「土の翼」座員のトンちゃんこと新潟発スーパー舞姫・山田聡子(さとこ)の売り込みをする。

2月の25日、出張中の京都の夜、ちょうどシュヴァンクマイエル市の京都歓迎会があり参加。京都でも7月頃から京都の文化博物館でヤン&エヴァ・シュヴァンクマイエルご夫妻のすばらしい大展覧会がある。で、その歓迎会。

049.jpg右が実行委員長は中島貞夫監督。

中島監督とシュヴァンクマイエル監督の握手!すてきなツーショット!

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会場は大賑わい、アンティエ画伯(実は京都の清水寺での秋の展示が大詰め!)と着物姿の河村能舞台の河村美人の顔もチラホラ。

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で、パーティーの最中、中島監督ともしっとりお話できてうれしかったです。

木呂氏も便乗して中島監督と。

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きろ:中島監督、シュヴァンクマイエルさんにお見せするとしたらお勧めは。

中島監督:うーん、そうだねー。まず最近の「序の舞」、上村松園という女流画家を描いたやつ、これは英語版も出てるしチェコでも上映してると思うけど、それに情景も日本的できれいだけど。つぎに菅原文太の木枯紋次郎なんかどうかな。それと「真田幸村の謀略」なんかどうかな。

きろ:貴重な3本、ご提案ありがとうございました。それから残酷絵でいうとシュヴァンクマイエルさんは浮世絵の芳年がぐっときたみたいだけど、石井輝夫監督の「怪奇恐怖人間」なんかどう思いますか。舞踏家の土方巽も出ていていろいろエピソードを残してますが。

中島監督:うーん、ぼくはあそこまではできなかったなあ。ドキュメントで背景的にああいう映像はやったことあるけど。

などなど、貴重なお話をうかがったあとで、「京都でも私もシュヴァンクマイエルさんと共同展をやりますからその時もぜひ見てください」「私はパフォーマンスもするのですが座員でこんな子もいますから、お声がかかればお出ししますからいつでもお願いします。名前はヤマダサトコと言います」とトンちゃん(山田聡子)の名前を裏に書いて、写真コピーを渡す。

中島監督:ふーん、いい雰囲気だねえ~~。

てことでトンちゃんの売り込みをしましたが、名前は覚えてもらえないだろうけど、こんな写真をみせられたことは覚えてらっしゃるでしょう。実は18日にはシュヴァンクマイエル監督にもトンちゃんを昼食中に売り込みました。「日本人女優が必要な時はいつでもッドーゾドーゾ!」と

下はかわいくカッコイイトンちゃん画像。「葛の葉子別れ」の狐のおっかさん役。伝説では陰陽師阿倍清明を生んだとされる。今日はこれにて。チョン。

_DSC4177.jpg写真・風間忠雄

シュヴァンクマイエル展 関連リンク

アートコンプレックスセンター http://www.gallerycomplex.com/m_a/index.html 

シュヴァンクマイエル・ジャパン http://www.svankmajerjp.com/news/


ヤン・シュヴァンクマイエル、マックス・エルンスト、上原木呂展 [シュヴァンクマイエル]

ヤン・シュヴァンクマイエル、マックス・エルンスト、上原木呂展

昨年6月から9月に「上原木呂とマックス・エルンストーシュルレアリスム東と西」展がドイツレーゲンスブルグ市立美術館で大々的に開かれました。で、木呂氏はなにやらヨーロッパではシュルレアリスト(超現実主義者)ということに。本人はそういう意識は薄いのだけれど。でもその流れでの今回の3人展。チェコのシュルレアリスト・シュヴァンクマイエル氏ともごいっしょできて、光栄です。

先月のシュヴァンクマイエルのポートレート。京都芸文控室・撮影木呂↓

北斎から芳年、ハンス・ベルメール(好きということでなく)、日本のサブカルチャーまでお話しました。カッコよかったです。そうそう歌手の小南泰葉さんのためにサインをもらいました。

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しばらくシュヴァンクマイエルとの交流レポートも続けますから、お楽しみに。次回は氏の川村能楽堂訪問レポート。

で、3人展のチラシ。あとでリンクを張っておきます。とにかく9月1日から30日です。ぜひ見に来てください。

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シュヴァンクマイエル作品↓

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木呂作品

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エルンスト作品↓ クラシックでカッコイイコラージュです。

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