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NY、ソル・ルウィットの模型工房 [アーティストたち]

NY、ソル・ルウィットの模型工房・2008年

ちょっと古い記事になりますが、ずっと下書きに眠っていたものです。 

今回はアンティエのNYでいつも発表しているギャラリー・one twenty eightの裏部屋のお話。オーナーのカズコ宮本さんは、かのコンセプチュアルアート(概念芸術)の大家ソル・ルウィットの直弟子さんである。そういうこともあって、生前のソルの作品模型をギャラリーの裏部屋で制作している。

こういう模型的な仕事は、なかなか仕事が細かく、日本人的な感性がないとむずかしいからかもしれない。仕事はNYの日本人画学生たちがたずさわっているという。今回のもまるでマッチ棒細工のような模型である。

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下は模型の枡の中を覗いて、向こうの覗いている目を撮ったもの。目のモデルはアンティエ。

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個展開催中のNYギャラリーの前で。左はオーナーのカズコ宮本とアンティエ。2007年。

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写真は、マルクス・グレイ

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木呂氏のウインドーショッピングと画廊覗き。 [アーティストたち]

木呂氏ウインドーショッピングと画廊覗き

とある火曜日。出張中の木呂氏、お昼を築地4丁目交差点のマックで済まし、メタボ対策で数寄屋橋まで歩く。途中のウインドー。このアレンジの感覚(立体コラージュ)はかなり好きだった。お酒のラベルに直接使えないのは残念だけれど、どこかで生きてくると思います。

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同じビルの画廊。この若いアーティエストの作品もよいです↓。木呂氏のおメガネにかなうアーティストはそうざらにいないです。まあ、最近の言葉でいえば「キモカワイイ」系アート。でもあまり幼児成塾系に媚びず、キモ系(本人はそう思っていないかも)の好みをしっかり出しているのがいいです。だぶん張り子系の素材に自分で染めた布を張ってると思いますが、色の具合も悪くないです。特に左の独っぽい緑青のかもしかの死体みたいのに、植物が生えてる作品はヘンですね。澁澤龍彦さんなんか喜こんだかも。

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エチゴビール・ブルーパブ

パブは土日祭日11時から5時までやっております。新緑に囲まれていくパブで、どうぞお茶しに、ビールを飲みにいらしてください。またパーティーは平日も80名様くらいまでは、お受けしております。4000円から。

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エチゴビール・パブ 「夏の落語会」
林家正雀独演会-「一人酒盛り」ほか一席
8月23日(日)16時開演 2500円(ビールまたはソフトドリンクつき)
主催・会場 エチゴビール・ブルーパブ
お申し込み・お問い合わせ 090‐8811‐0238(上原誠己)
林家正雀(はやしやしょうじゃく)
落語家。1951年山梨県生まれ。74年に8代目林家正蔵(のち彦六)に入門し、
茂蔵襲名、その後繁蔵と改名。78年正雀で二つ目、83年真打。

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カズコ宮本・アートパフォーマンス [アーティストたち]

カズコ宮本のアートパフォーマンス

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これはニューヨーク在住のカズコ宮本のアートパフォーマンス。カズコさんは今のネオダダ系のニューヨーク在住の人たちよりも古株のNYアーティスト。アンティエ姫が個展を2度やったギャラリー128のオーナーでもある。コンセプチュルアートの大家とされるソル・ルウィットのお弟子さん。

木呂氏は実は、このパフォーマンスは見ていない。けれどもこの写真を見ているうちになんとなくひかれてきた。意外と無駄がない。舞踏系にない、ぼそっとした感じというか、ゾロッといた感じというか、それががいい。情感的でなくどこか乾いた感じ。遠い古写真をみる風情。質の高いアートパフォーマンスであったと確信しています。

で、そういえばこの写真、なんか思い出すなあ、とひっかかっていたらそうそう、ぼくのコラージュ作品にそんなのがありました。ひとつ目小僧の・・・・。これは、黒い番傘というのがカッコイイんだよね。2009年作。

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エチゴビール・ブルーパブ 誠に勝手ながら、エチゴビール・ブルーパブは10月から3月まで冬季休業に入ります。2010年は4月の第2週の土日祭日より営業を開始いたします。新緑のパブへのまたのお越しを、心からお待ち申し上げます。また4月以降のパーティーは平日も80名様くらいまでは、お受けしております。お一人様ビール飲み放題4000円からです。 

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カズコ・ストーンさんの「ワニさん団扇(うちわ)」 [アーティストたち]

カズコ・ストーンさんの「ワニさん団扇(うちわ)」

「ほたるホテル」「おやすみワニのキラキラくん」「しのだけむらのやぶがっこう」ワニの「アリゲイくん」シリーズなど、かずかずのヒット作を連発されている絵本作家のカズコ・ストーンさん。その中でも木呂氏は昆虫ものやワニものが大好きだ。

1973年からニューヨーク在住だが、NYのご自宅にはアンティエも木呂氏もお世話になっている。一昨年、我が家に来られた時、同じ絵本作家のアンティエへと、団扇絵をえがいていただいた。

おもては

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うらは

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さすが絵本作家らしい、ユーモアと夢のある、すてきな団扇絵でした。ありがとうございました。我が家の宝物です。HO!

サインもかわいい。

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水と土の芸術祭3:土屋公雄アートプロジェクト「海抜ゼロ」 [アーティストたち]

水と土の芸術祭3:土屋公雄アートプロジェクト「海抜ゼロ」

 新潟市の芸術祭「土と水の芸術祭」。こちらは土屋公雄アートプロジェクトのタイトルは「海抜ゼロ」。

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場所は木呂氏が実行委員長として実現に携わった上堰潟(うわせきがた)河川公園。この地にアートがやってきたことをうれしく思う。それも同窓で学生時代から旧知の北川フラムのオーガナイズ。大歓迎だ。

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作品は厚い鉄板のU字型通路が水の中にせり出すというより、斜め下に食いこむように作られている。説明によれば「腰まで浸かって農作業をした謂われのある海抜ゼロの世界を体験する」ということだそうだ。

で、このようなテーマはアートなのか?という疑問が湧く。妙に教育的、説明的な感は否めない。芸術祭全体にこの傾向はある。なにか地学か科学の体験学習のための大型装置というか、なんというか。百歩譲って木呂氏のようなシュルレアリストの化石的人物には、なかなかアートのカテゴリーに入れにくい。

まあ、インスタレーションといわれればインスタレーション、ミニマルの系列にも入れて、サイトスぺシフィック(場の固有性)重視的作品として説明すると簡単なのだが、はあ、ということで。でも先端まで行って、海抜ゼロ体験するとちょっとハッとしました。いろんな意味で現代的インスタレーションのアカデミックな作品と言っておこうか。

ともあれ、作品の先端で感じたのは不思議な記憶。それは小学校の時、木舟をうかべ竹竿を操って沖に出た時、強風に会い、あわや転覆寸前で岸にたどり着いた記憶。鮒釣りに夢中だった至福の時代だった。

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作品先端から沖を見れば、あのふるさとの心の山、角田山。土屋さん、作品ありがとう。

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水と土の芸術祭2:わらアートIN上堰潟(うわせきがた)公園 [アーティストたち]

水と土の芸術祭2:わらアートIN上堰潟(うわせきがた)公園・

木呂氏がかって実行委員長として携わった上堰潟河川公園で、わらアートが開催され、すごい盛況だった。設計施工に携わったものとしてうれしい限りです。今回は亀、恐竜、象のわらアート。質感がやさしくて楽しい。

9月4日、5日はわらアート大祭。大いににぎわった。

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水と土の芸術祭:わらアートIN上堰潟(うわせきがた)公園 [アーティストたち]

水と土の芸術祭:わらアートIN上堰潟(うわせきがた)公園

この上堰潟公演は河川公園として、1995年ころ木呂氏が上堰潟河川公園実行委員長として、地元の人々との折衝から設計まで携わり立ち上げたもの。旧弥彦街道から角田山の裾野近くまで広がる巻町最大の公園だ。木呂氏自身でもいままでの生涯でもっとも広い面積の仕事となった。

コンセプトは以前の水辺を出来るだけ活かし、公園周辺に緑を植えるといったもの。野外オペラの出来る土舞台も作ったのだが、いまだに実現はしていない。というより舞台があることを知らない人が多い。

今回の新潟市「水と土の芸術祭」では、その土の舞台の上にわらの不思議な家が建ちつつあった。武蔵の美術大学の学生さんたちがやっている「わらアート」の一環として作られていた。中は一種の迷路のようになっていて、いわば「わらのラビリント」。あんまり説明すると楽しみがなくなるので、興味のある方はぜひ散歩をかねて見に行ってください。

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下の写真は、リーダーの方。まだ作っている最中でしたが、今日5日は完成イベントがありました。

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水と土の芸術祭 クイビーン・オフラハラ [アーティストたち]

水と土の芸術祭 クイビーン・オフラハラ 

作品番号33

今回の芸術祭の中で出色のクイビーンの作品。それはエチゴビールブルーパブのある旧巻町福井の神社のそばの空き地にある。不思議なかやぶきの家を建てた。作品名は「わが先祖の涙」。

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今日はその作品作りにはげむ、クイビーンや大工の棟梁、バランティアの方々をご紹介。まずはクイビーン。

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大工の棟梁

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なぜかボランティエアスタッフで、蓮池さん(左)と絵描きのモモちゃん(右)。妻有のアンティエとこも手伝っていただき感謝です。

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働く人たちの姿は、かっこいいです。

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落語家。1951年山梨県生まれ。74年に8代目林家正蔵(のち彦六)に入門し、
茂蔵襲名、その後繁蔵と改名。78年正雀で二つ目、83年真打。

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水と土の芸術祭 クイビーン・オフラハラ2 [アーティストたち]

水と土の芸術祭 クイビーン・オフラハラ

クイビーンのにいがた「水と土の芸術祭」の出品作「Tears of my Father」=「わが先祖の涙」は今回の芸術祭の中でも出色である。単に造形や発想の面白さといったものでなく、作家の集団的無意識の追及への意志の確かさというか、根っこの確かさがある。無論、造形性や素材のあつかい、空間意識といった点もすばらしいのだが、見る者のなかに、今回の芸術祭のテーマでもある「水と土」「水と泥」といった、あの郷愁と恐怖をも伴なった原始の感覚をよびさまさせる。

テーマでありタイトルでもある 「Tears of my Father」=「わが先祖の涙」は、クイビーン自身の心や魂の奥底に潜む民族的・人類的な「悲しみの表現」でもあるそうだ。クイビーン自身、木呂氏に「見る人が、造形的に面白いと感じてくれ楽しんでもらうことは、それはそれでかまわないが、これは私にとっては悲しみの表現なのだ。もうひとつのタイトルFifteen degree's Southは、はてしなく幾重にも折り重なる旅、人生の、人類の旅路を抽象的、象徴的に表現している」と語った。

またクイビーンは端的なことばで「この作品はアニミズムだ」とも言っていた。アニミズム=有霊観=有霊信仰(思想)=ラテン語の「気息」とか「霊魂」を意味するアニマanimaに由来する語で、さまざまな霊的存在spiritual beingsへの信仰をいう(ヤフー百科)。アニミズムの他にもうひとつ、この作品にはシャーマニズム=巫女信仰の要素を付け足すことも可能だろう。

この記事では前回(越後妻有 大地の芸術祭)での作品とデッサンなども紹介したい。

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クイビーンの素描=ドローイング。魂の海路図といった趣で、心に残った。↓

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今回の作品↓

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担当の畑さんと打ち合わせするクイビーン

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完成パーティーは本日15日夕方から。また舞踏パフォーマンス「小林嵯峨、クイビーンの神秘の家屋を踊る」は20日、6時45分から。お越しあれ。

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その他の平日は11時から5時までショップのみの営業となります。ただしショップでビールはお飲みいただけます。
休日 6日(木)、7日(金)、11日(火)、12日(水)。
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小林嵯峨、クイビーンの「神秘の家屋」を踊る [アーティストたち]

小林嵯峨、クイビーンの「神秘の家屋」を踊る

クイビーンはアイルランド人。今回、にいがた「水と土の芸術祭」で「わが先祖の涙」と称して、新潟市西蒲区福井に「神秘の家屋」を作った。木呂氏お気に入りの作品で、存在感があり、作品がその人の根元とちゃあんと結びついているすばらしい作品である。今回、8月20日日没ころ、舞踏の小林嵯峨さんがこの作品を舞台に踊ることになった。その詳細です。

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にいがた「土と水の芸術祭」参加作品

Saga Kobayashi Caoimhghin O’Fraithile

小林嵯峨舞踏公演-祖先たちの涙

Fifteen degrees southTears of my Father

小林嵯峨、クイビーン・オフラハラ作「神秘の家屋」を踊る

 舞踏手:小林嵯峨 博美  音楽:篠原孝司  記録:坂田洋一  プロデュース:土の翼&鳥水亭

★★★日時 820日(木):夜6時45分ころ(無料・雨天決行)

場所 新潟市西蒲区福井・クイビーン・オフラハラ作品前(作品番号33

主催:水と土の芸術祭 実行委員会    協力:福井集落

連絡先:0252262625(水と土に芸術祭 実行委員会事務局)注:駐車場は佐藤家駐車場をお使いください。

820日(木):530分から20分ほど篠崎孝司「太古の響き」が演奏されます

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小林嵯峨プロフィール1969年、土方巽に師事。75年まで土方巽燔犠大踏鑑に在籍。その間の全ての土方作品に芦川羊子、玉野黄市等と共に主力メンバーとして出演。75年、独立し“彗星倶楽部”を結成、独自の舞踏を目指す。『すずらん物語』他を踊る。83年、土方の招きによりジャパン・フェスティバルに参加。能、歌舞伎等と共にヨーロッパ6カ国を巡演、土方作品『日本の乳房』を踊る。近年ではグループで、ソロで、また音楽、映像、演劇等とのコラボレーションと、多様な活動を展開している。1995年より“NOSURI”主宰。1998年より『アウラ・ヒステリカ』をテキストとし、舞踏AURAシリーズを開始。意識と無意識の境界を探り続ける。 1969, Kobayashi Saga began her Career in Butoh under Hijikata Tatsumi, the founder of Butoh. Soon she became one of main members (such as Ashikawa Yoko, Tamano Kouichi, or Waguri Yukio) of Hijikata's productions. To say in another word, her participation took a part to lead and raise Hijikata's "Hijikata Tatsumi Hangi-Daitoukan" and the second Ankoku Butoh School. In Butoh history it was the time of developing Butoh as Butoh. And Kobayashi was at all the productions during this important period in Butoh history. 舞踏のアイディアは大抵どこかにそっと体を横たえているときにやって来る。今すぐ此処にどこかを通ってやってくる。古代人のように少しの言葉で生きられる幸福や、次第に満ちてくる器官の充足を思う時、魂が蠕動する」-嵯峨

音楽担当:篠崎孝司プロフィール1951年生まれ。1899年より陶芸を始める。2001年より「太古の響器(ひびき)」をテーマとして、自作の創作陶芸楽器(水留音)を演奏し始める。潜在意識に響き、古の記憶の領域へとつながる演奏は、近年、和楽器や洋楽器、ライブペインティングとのセッションなど多岐にわたり、公立美術館での演奏活動も多い。

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13日(木) レストランは11時から3時まで、3時から5時はショップのみ営業。
14日(金)、15日(土)、16日(日)は朝11時から夜8時まで営業。
その他の平日は11時から5時までショップのみの営業となります。ただしショップでビールはお飲みいただけます。
休日 6日(木)、7日(金)、11日(火)、12日(水)。
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土日祭日のみ11時から5時まで営業
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